以下のような症状でお困りの方は要注意です
- みぞおち辺りに痛みを感じる
- 慢性的に吐き気や嘔吐が続いている
- 胸焼け(胸やけ)がする
- 最近食後に胃がもたれる
- 家族に胃がんで亡くなった方がいる
- ピロリ菌の感染を指摘されたことがある
- ピロリ菌の除菌治療を行ったことがある
- 半年から1年で急に痩せてきた
- 黒色便(真っ黒い便)がでた
上記のような項目に当てはまる方は胃がんの可能性があります。胃がんは初期には症状がほとんどでません。少しでも気になる症状がある方は放置せず、当院までご相談ください。
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 祝 |
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9:00-13:00 | ● | ● | ● | / | ● | ● | / | / |
14:00-16:00(検査優先) | ● | ● | ● | / | ● | ● | / | / |
16:00-18:00 | ● | ● | ● | / | ● | ● | / | / |
胃がん
Gastric cancer
Gastric cancer
上記のような項目に当てはまる方は胃がんの可能性があります。胃がんは初期には症状がほとんどでません。少しでも気になる症状がある方は放置せず、当院までご相談ください。
胃壁の粘膜に発生する悪性腫瘍を胃がんと言います。発症早期の胃がんでは、胃が痛いなどの症状を感じることがなく、病状が進行していきます。胃がんが進行してしまうと、徐々に胃壁の奥まで癌組織が入り込み、リンパ液や血液を介して他の臓器に転移することがあります。
日本がん国立研究センターの2019年のデータによると、胃がんは死亡者数の多いがんで、男性で2位、女性で4位、男女合計すると3位となります。
1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 | |
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男性 | 肺 | 胃 | 大腸 | 膵臓 | 肝臓 |
女性 | 大腸 | 肺 | 膵臓 | 胃 | 乳房 |
男女合計 | 肺 | 大腸 | 胃 | 膵臓 | 肝臓 |
胃がんは男女ともに死亡者数が多い癌ですが、早期に発見することができれば体に負担の少ない治療を選択することができ、完治を目指すことも可能な病気です。
胃がんの早期発見・早期治療のためにも、症状がある場合には胃カメラ検査を受けましょう。症状がなくても、各自治体が行なっている胃がん検診や、任意の人間ドックなどを利用して定期的に胃カメラを受けるようにしましょう。
ヘリコバクター・ピロリ菌(以下ピロリ菌)の感染や、喫煙、食塩や高塩分食品の摂取、ストレスなどの生活習慣が、胃がんの発生リスクを高めると報告されています。
特に近年ではピロリ菌の感染が主たる要因であることが分かっております。ピロリ菌に感染していると、胃の粘膜で慢性的な炎症が起き、結果として胃がんを発症してしまいます。
ピロリ菌は幼少期に感染するといわれています。胃の中でゆっくりと長い年月をかけて慢性胃炎を引き起こし、大人になった際に胃がんを発症してしまいます。近年では上下水道の整備が進み、衛生環境が改善されているためピロリ菌感染者数は減少傾向にありますが、ご自身がピロリ菌に感染しているかどうか一度検査を受けることをお勧めします。
造影剤(バリウム)を飲んでレントゲン撮影し、病変の有無を確認します。レントゲンでは組織検査ができないため、胃がんの確定診断には内視鏡検査が必要です。
内視鏡検査は胃がんの早期発見や診断に最も有効な検査です。口や鼻からスコープを挿入し、胃の粘膜を直接観察することができます。疑わしい部分があった場合には組織を採取して病理検査ができるため確定診断も可能です。
当院では患者様に可能な限り「痛くない・苦しくない」内視鏡検査が提供できるように努めています。当院の内視鏡検査へのこだわりは以下のリンクからご覧ください。
胃がんは早期発見・早期治療が重要となる病気です。
少しでも胃痛や胃もたれ、吐き気・嘔吐、胸焼け(胸やけ)、胃の不快感などの症状が感じられた方は放置せずお気軽に当院へご相談ください。