日本人の死亡原因の第1位は悪性新生物(いわゆる『がん』)です。がん別の罹患数では1位 大腸がん、2位 胃がん、3位 肺がんです。死亡数では1位 肺がん、2位 大腸がん、3位 胃がんです。当クリニックはこのように多くの日本人の死亡原因となっている胃がんや大腸がんを早期発見・治療することを使命の一つと考えています。
胃がんや大腸がんは早期に発見し治療すると十分に治癒が期待できるがんです。ただ、早期には症状がほとんでません。早期がんがみつかるきっかけは、ほとんどの場合、胃透視(バリウム検査)の異常、便潜血検査が陽性などの検診異常や、他の症状で内視鏡検査をして偶発的に発見されるといったものです。つまり、早期の胃がんや大腸がんを発見するためには症状がない時期に内視鏡検査をする必要があるのです。
検診で異常を認めた方はもちろん、症状がない方でもがん検診や人間ドックを積極的に利用して内視鏡検査を受けましょう。藤沢市でも2020年から胃がんの内視鏡検診がはじまっていますので無症状の方でも検査を受けやすくなっています。このように胃がん・大腸がんの早期発見に重要な内視鏡検査ですが、「痛い」「苦しい」「恥ずかしい」などのイメージがあり、検査を受けることに消極的となりがちです。当院では「痛くない」「苦しくない」内視鏡検査を目指しておりますので、ぜひ一度ご来院ください。
胃がんや大腸がんの予防のために検査を受けることは重要ですが、それと同時に日頃の生活習慣に注意することも大切です。当院では高血圧や糖尿病などの生活習慣病の治療にも力をいれております。かかりつけ医としても患者様の健康管理に寄与できることと思います。ぜひ健康寿命を伸ばし、元気に生き生きとした人生にしていきましょう。