患者さん一人一人の状態に合わせた診療を
地域の皆様に寄り添った患者ファーストの医療、正確で苦痛のない内視鏡検査・治療、胃がん・大腸がんの早期発見を目指していきたいと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。
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9:00-13:00 | ● | ● | ● | / | ● | ● | / | / |
14:00-16:00(検査優先) | ● | ● | ● | / | ● | ● | / | / |
16:00-18:00 | ● | ● | ● | / | ● | ● | / | / |
診療案内
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地域の皆様に寄り添った患者ファーストの医療、正確で苦痛のない内視鏡検査・治療、胃がん・大腸がんの早期発見を目指していきたいと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。
当院では生活習慣病の診療、早期発見に力を入れております。糖尿病をはじめ、メタボリックシンドローム・肥満症・高脂血症・高血圧症・高尿酸血症・脂肪肝、これらの生活習慣病は軽症のうちに発見し予防・管理することが重要です。重篤な症状になる前に食生活や生活習慣を変えて、予防することが大切です。健診で生活習慣病を指摘された方、内服薬開始の前にまず生活習慣を見直してみたい方、ご心配のある方や検査を受けたいとお考えの方は、ぜひお気軽にご相談ください。
消化器専門外来は逆流性食道炎、慢性胃炎、ピロリ菌感染、胃・十二指腸潰瘍、胆石、胆のうポリープ、肝炎、脂肪肝、膵臓疾患などの専門的な診療を行っております。総合病院で診断・治療を受けられた方の継続診療も行っておりますのでお気軽にご相談ください。
食事などと一緒に飲み込んだ空気が、胃に入り、胃の中の圧力が高まって口から出るのが「げっぷ」です。食後のげっぷは、食物と一緒に飲み込んだ空気が出るものなので、とくに心配はありません。しかし、げっぷが頻繁に出るような場合には、慢性胃炎や胃潰瘍、胃がんなどの病気で胃の機能が低下していたり、胃の内容物が腸へ送り出されにくくなったりしている可能性がありますので、医師の診察を受けることが勧められます。
関係する病気
慢性胃炎、機能性ディスペプシア、胃潰瘍、呑気症、胃がんなど
胃の内容物が、口の中やのどに戻ってくるような、すっぱいげっぷのことをいいます。これは、食事の後に出るげっぷとは違って、逆流性食道炎や非びらん性胃食道逆流症の場合によく起こる症状です。
関係する病気
逆流性食道炎、非びらん性胃食道逆流症、胃潰瘍、十二指腸潰瘍など
「のどのつかえ」は、医学的には「嚥下困難(えんげこんなん)」といって、食事などを飲みこむのが難しい状態をいいます。ストレスなどによって、一時的に起こるのどのつかえは、とくに心配する必要はありません。
一方、逆流性食道炎や非びらん性胃食道逆流症、食道がん、食道のそばに発生した胃がんなどによってのどのつかえが起こることがあります。症状が続いている時には、早めに医師の診察を受けることが勧められます。年をとってくると唾液の量が減るために、食事がのどを通りにくくなり、のどのつかえを感じることがありますが、これはある程度、仕方ないことです。ただ、急にのどのつかえがひどくなったり、変なひっかかりを感じたり、痛みを伴ったりするような時は、医師に相談しましょう。
関係する病気
逆流性食道炎、非びらん性胃食道逆流症、食道裂孔ヘルニア、胃がん、食道がんなど
のどのイガイガやチクチクする感じ、異物があるような感じ、かゆみ、引っかかり、咳、圧迫感など、「のどの違和感」には、さまざまなものがあります。このような症状は、耳、鼻、のどに原因があって起こることもありますし、ストレスなどでも起こることがあります。また、逆流性食道炎や非びらん性胃食道逆流症でも、のどの違和感が起こることもあります。のどの違和感が続き、耳鼻咽喉科で異常が見つからないような時には、医師と相談のうえ、消化器の検査を受けることが勧められます。
関係する病気
逆流性食道炎、非びらん性胃食道逆流症、食道がん、鼻の病気、肺の病気、咽頭の病気など
上腹部の真ん中、胸のあたりの焼けるような感じ(灼熱感)が、いわゆる「胸焼け」といわれる症状です。胸の痛みや不快感を伴うこともあります。胸焼けの原因で最も多いのは逆流性食道炎と非びらん性胃食道逆流症です。
胸焼けは、暴飲暴食をした時やストレスを感じた時などにも起こるため、症状が一時的で繰り返さないのであれば、あまり心配する必要はありません。しかし、胸焼けが長い時間続いたり、頻繁に繰り返す時は、医師の診察を受けることが勧められます。
関係する病気
逆流性食道炎、非びらん性胃食道逆流症、慢性胃炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、食道がんなど
主に、食道や心臓の病気が原因で起こります。狭心症のような「胸が締め付けられるような痛み」を感じても、心臓に原因となるような病気が見つからないことがあります。このような胸の痛みを訴える方の中には、逆流性食道炎や非びらん性胃食道逆流症が原因となっている方がいます。
ただし胸の痛みが、心臓と消化管のどちらの原因によるものかを、自分で判断することは困難です。胸の痛みがあるような時は、早めに医師の検査を受けることが勧められます。
関係する病気
逆流性食道炎、非びらん性胃食道逆流症、慢性胃炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、食道がんなど
胆のうと肝臓の位置にあたり、主に胆のう炎(胆のうの感染症)や胆石症が原因で起こります。みぞおちの痛みが食後に起こる場合は、胃潰瘍や機能性ディスペプシアの可能性が高く、空腹の時に起こる場合は、十二指腸潰瘍になっている可能性があります
関係する病気
急性胆のう炎、胆石症、肝膿瘍、胃潰瘍、十二指腸潰瘍など
みぞおちの付近には、胃、十二指腸、胆のう、すい臓など、痛みが起こりやすい臓器が集まっています。心臓の病気が原因ではなく、みぞおちのあたりの痛みが急激に強くなるような場合には、胃の病気よりも、むしろ胆石症、急性すい炎(暴飲・暴食などで突然起こるすい臓の激しい炎症)などが起こっている可能性があります。また、数時間から数日かけて、痛みが徐々に強くなるような場合には、胃潰瘍や十二指腸潰瘍、急性胃炎(暴飲暴食、解熱鎮痛薬などによる胃の炎症)などが起こっている可能性があります。
みぞおちの痛みが食後に起こる場合は、胃潰瘍や機能性ディスペプシアの可能性が高く、空腹の時に起こる場合は、十二指腸潰瘍になっている可能性があります。
関係する病気
急性胃炎、慢性胃炎、機能性ディスペプシア、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胆石症、急性すい炎、心臓の病気など
すい臓と脾臓の位置にあたり、急性すい炎(暴飲・暴食などで突然起こるすい臓の激しい炎症)、慢性すい炎(慢性的な飲酒などによって起こるすい臓の持続的な炎症)などが原因で起こります。
関係する病気
急性すい炎、慢性すい炎、すい臓のがんなど
胃は、健康な状態では、ゴムのように伸び縮みする弾力性を持っていますが、この弾力性が弱まり、食べ物が胃の中に残っている感じがしたり、胃が重い、胃が張っていると感じたりする状態を胃もたれ、あるいは膨満感といいます。胃では、ぜん動運動によって、食べ物と胃酸を混ぜ合わせて消化しやすい形にし、それを十二指腸に送り出していますが、この胃の運動が低下して、消化がスムーズに行われなくなり、胃に食べ物が長くとどまることで、胃のもたれ感が起こります。機能性ディスペプシアや胃潰瘍でよくみられる症状です。
関係する病気
慢性胃炎、機能性ディスペプシア、胃潰瘍、胃がんなど
食欲不振はさまざまな原因によって起こりますが、急性胃炎や慢性胃炎など、胃を中心とした上部消化管の病気や、ストレスなどがある時に起こりやすくなります。1~2週間という長期にわたって食欲不振が続き、体重が急に減っていくような場合には胃がんやすい臓がんなどの病気が起こっていることも考えられます。
関係する病気
慢性胃炎、胃潰瘍、機能性ディスペプシア、胃がん、食道がん、すい臓がん、うつ病など
腹部全体が激しく痛む時には、胃潰瘍・十二指腸潰瘍の穿孔(胃や十二指腸の壁に穴があいた状態)、腹膜炎(腹部の臓器を包む腹膜の炎症)、腸閉塞(腸がつまった状態)など重症の病気が起こっている可能性がありますので、ただちに病院・診療所にかかる必要があります。痛みが徐々に全体に広がった場合でも、最初に痛みを感じた場所が分かると、原因となる病気が特定しやすくなります。
関係する病気
胃潰瘍・十二指腸潰瘍の穿孔、腹膜炎、腸閉塞など
小腸、大腸、腎臓などの位置にあたり、主に急性腸炎(主に細菌の感染によって起こる腸の炎症)、腎臓や尿路の病気が原因で起こります。
関係する病気
急性腸炎、腎臓・尿路の病気など
大腸、子宮・卵巣、膀胱などの位置にあたり、急性腸炎(主に細菌の感染によって起こる腸の炎症)、虫垂炎(いわゆる盲腸炎、右下腹部痛)、過敏性腸症候群(下痢や便秘を繰り返す病気)や子宮・卵巣、膀胱の病気が原因で起こります。
関係する病気
急性腸炎、虫垂炎、過敏性腸症候群、子宮・卵巣の病気、膀胱の病気など
腸の運動がにぶくなったり、大腸がんといった病気のために腸が狭くなって通りにくくなったりすると、消化物が腸内に長時間留まることになり、その結果、消化物の水分が腸に吸収されすぎて便が硬くなり、便秘が起こります。検査を行っても腸の粘膜に炎症や潰瘍などの目に見える異常は見つからないものの、腹痛や腹部不快感を伴う下痢や便秘をくり返す「過敏性腸症候群(IBS:Irritable Bowel Syndrome)」という病気があります。
関係する病気
過敏性腸症候群、大腸がんなど
腸の運動が過剰になり、消化物が腸を速く通過したり、食中毒などで腸粘膜からの分泌が増えたりすると、腸が水分を十分に吸収できなくなり、その結果、便が泥状や液状になり、下痢が起こります。検査を行っても腸の粘膜に炎症や潰瘍などの目に見える異常は見つからないものの、腹痛や腹部不快感を伴う下痢や便秘をくり返す「過敏性腸症候群(IBS:Irritable Bowel Syndrome)」という病気があります。
関係する病気
過敏性腸症候群、潰瘍性大腸炎、クローン病、食中毒、ウイルス感染など
食道や胃、十二指腸、小腸、大腸で出血した血液が、便に混じって出るものを「下血」といいます。食道、胃、十二指腸で出血すると、血液が排泄されるまで時間がかかるので、血液が黒っぽい色に変色し、タール状の便になります。急性胃炎や胃潰瘍などで出血がひどい場合には、下血と合わせて吐血が起こることがあります。また、上腹部の激痛を伴う場合には、胃に穴が開いてしまっている(穿孔)可能性もありますので、すぐに病院・診療所にかかる必要があります。
関係する病気
急性胃炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃がん、大腸の病気など
内視鏡検査として、経鼻内視鏡検査(胃カメラ)や、鎮静剤を用いた胃内視鏡検査・大腸内視鏡検査を行っています。当院では最新で最上位の内視鏡システムを導入し、内視鏡学会のガイドラインを遵守した内視鏡洗浄システムを導入しております。最良の環境でより安全に検査を受けていただけるように配慮しております。消化器内視鏡学会専門医による苦痛が少なく正確な内視鏡検査・治療を目指しております。
ご希望により鎮静剤を使用しほぼ眠った状態で検査をうけることができます。
利点
欠点
「内視鏡診療における鎮静に関するガイドライン」には以下のように記載されています。
当院では内視鏡の確実な「洗浄」「消毒」「管理」を実施しています。
内視鏡は患者さんの体内に入る医療機器です。そのため、日本消化器内視鏡学会、消化器内視鏡技師学会、日本環境感染学会などにより「内視鏡洗浄消毒ガイドライン」が出されており、確実な内視鏡管理が求められています。当院ではそのガイドラインに基づいた洗浄、消毒、管理を実施しています。
洗浄
汚れの残った状態では消毒を行っても効果がありませんので、まずは洗浄にて確実に汚れを落とします。検査終了してから、ベッドサイドでの洗浄、シンクでの手洗い洗浄を確実に実施します。その後、洗浄機を使った自動洗浄を行います。
消毒
内視鏡の消毒はすべての微生物を死滅させる高水準消毒薬での消毒が必要とされています。高水準消毒薬のなかでも、短時間で消毒できるのに強い殺菌力をもち、最終的には分解され環境負荷のかからない過酢酸が内視鏡消毒に最も適しているとされています。
しかし、その優れた特性ゆえに高価であるため、過酢酸を使った自動洗浄消毒機を導入しているクリニックは少ない現状があります。しかし当院では、患者さんに安心して検査を受けていただくために、確実な洗浄と消毒は絶対に妥協できないと考え、過酢酸を使用した自動洗浄消毒機を導入しています。
管理
洗浄後も雑菌が付着し繁殖しないよう、しっかり乾燥させ保管庫に保管しています。また、検査が安全にスムーズに行えるよう日常の機器点検も実施しています。その他、処置などで使用した機器も超音波洗浄機にて洗浄し、高圧蒸気滅菌機により滅菌しています。