以下の項目に該当する方は要注意です
- 局所的な腹痛がある
- 疲れるといつも同じ場所に腹痛がおこる
- 過去に憩室炎をおこしたことがある
- 大腸カメラを受けた際に、大腸憩室があると診断されたことがある
当院では消化器専門外来で大腸憩室炎の治療を行っております。上記の項目に該当する方は早めにご相談ください。
当院への診察予約はネットからも承っておりますので、気軽にご活用ください。
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 祝 |
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9:00-13:00 | ● | ● | ● | / | ● | ● | / | / |
14:00-16:00(検査優先) | ● | ● | ● | / | ● | ● | / | / |
16:00-18:00 | ● | ● | ● | / | ● | ● | / | / |
大腸憩室炎
Colonic diverticulitis
Colonic diverticulitis
当院では消化器専門外来で大腸憩室炎の治療を行っております。上記の項目に該当する方は早めにご相談ください。
当院への診察予約はネットからも承っておりますので、気軽にご活用ください。
大腸壁の一部が腸管の外へ袋状に飛び出しているものを大腸憩室といいます。そこで細菌が増殖し炎症を引き起こすことがあります。
これを大腸憩室炎といいます。
大腸憩室の中で細菌が増殖して、炎症を引き起こすことが原因です。憩室に便が入り込んだり疲労などによる免疫力の低下も原因となります。
大腸憩室のみでは特に自覚症状を感じることはありませんが、そこに炎症を起こすと腹部の痛み(腹痛)や発熱などの症状がみられます。
右下腹部が痛む場合は虫垂炎との鑑別が難しく注意が必要です。ひどくなると憩室がやぶれて腹膜炎をきたすことがあります。痛みが急に強くなる場合などは注意が必要です。
腹膜炎を放置すると重篤となり命に関わることもあるので必ず病院を受診しましょう。
限局的な(痛みの場所のはっきりとした)腹痛、憩室の有無、憩室炎の既往などから疑います。腹部超音波検査、血液検査、腹部CT検査などを行って診断します。
軽症の場合は外来で数日の絶食(腸管安静)・抗菌薬投与で治療します。大部分はこれで改善します。
改善しない場合、痛みが強い場合、炎症反応が高度の場合は入院の上、長期間の絶食、抗生剤投与、点滴を行います。急に腹痛がひどくなる場合は穿孔による腹膜炎の可能性があり、緊急で開腹手術となることもあります。
当院では消化器専門外来を実施しております。大腸憩室炎の診断や治療にも取り組んでいます。
大腸憩室炎を放置すると、腹膜炎をきたして重篤となることもあります。憩室炎が疑われる方は一度受診し医師の診断と治療を受けましょう。