以下の項目に該当する方は要注意です
- 胃バリウム検査で異常と指摘された
- 胃痛、胃の不快感を感じる
- 食後に胃がもたれるようになった
- 胸焼け、げっぷ
- ピロリ菌陽性の方
- 血縁者にピロリ菌陽性・胃がんを患った方がいる
- ピロリ菌除菌治療後の方
- 黒色便(真っ黒いのりの佃煮のような便)がでた
- 生の海鮮類を食べてから胃の調子が悪くなった
上記のような症状がある方は胃カメラ検査を受診されることをお勧めいたします。
内視鏡で直接胃の中を観察することで症状の原因究明、それに合わせた治療も行うことができます。
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 祝 |
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9:00-13:00 | ● | ● | ● | / | ● | ● | / | / |
14:00-16:00(検査優先) | ● | ● | ● | / | ● | ● | / | / |
16:00-18:00 | ● | ● | ● | / | ● | ● | / | / |
胃カメラ検査
gastroscopy
gastroscopy
上記のような症状がある方は胃カメラ検査を受診されることをお勧めいたします。
内視鏡で直接胃の中を観察することで症状の原因究明、それに合わせた治療も行うことができます。
胃カメラ(胃内視鏡)検査は経鼻または経口より内視鏡を挿入し、食道から胃、十二指腸までの粘膜を観察し、必要に応じて組織を一部採取し病理検査を行います。胃カメラ検査によって炎症や出血、ポリープや悪性腫瘍の有無や病気の程度を診断することができます。カメラを挿入している時間は5~10分程度です。
胃カメラが苦手な方には鼻より挿入できる経鼻内視鏡を用います。ご希望の方には鎮静剤の使用も積極的に行っております。検査方法については患者様のご希望に合わせて、鼻からできる胃カメラ(経鼻内視鏡検査)や眠ってできる胃カメラ(鎮静下内視鏡検査)を選択していただいています。
胃カメラは、最後に食事をとってから8時間経過していれば検査可能です。
緊急の場合を除き、予約制になっておりますので、インターネットかお電話にてご予約ください。
やさしい胃カメラ検査ができるように、機器や環境にこだわり、ゆっくり丁寧に検査することを心掛けています。開院してからこれまで検査いただいた方には、鎮静剤を使用しなくても「すごく楽だった」と感想をいただいております。
注射により、鎮静剤を使用します。胃カメラ検査後、自然に覚醒するまで約1時間程お休みいただきます。鎮静剤ご使用後は、運転を禁止とさせていただいております。お車・バイク・自転車でのご来院はご遠慮ください。
当院ではスティック法にて鼻麻酔をしっかりと行ってから、カメラの挿入を行っています。車でご来院の方や、時間がない方は鎮静剤を使用せず鼻から胃カメラ検査を行うことで、短時間でしっかりとした検査が可能です。
朝早い時間に胃カメラ検査を行い、そのまま会社へ出勤する方や、お出かけする方にお勧めです。実際に多くの方が鎮静剤を使わず鼻から胃カメラ検査をされています。
※鼻の奥が狭いと痛みを伴うことや出血すること、挿入が困難なこともございます。
舌の付け根に内視鏡が触れないので嘔吐感がほとんどありません。
舌の付け根に内視鏡が触れると嘔吐感が起きます。
緊急の場合、即日の胃カメラ検査も可能です。
即日胃カメラ検査をご希望の方は、必ずお電話にてご相談ください。
胃カメラ検査中に、緊急で処置をしなくてはいけない出血などがあった場合も総合病院に紹介しなくても、その場で処置できる設備・環境が整っています。
当院で対応できない重篤な場合は、紹介させていただきます。
当院では胃カメラ検査の質を高めるために、最新の内視鏡システムや内視鏡スコープを導入しています。今まででは見逃してしまいそうな小さな胃がんでも、当院の内視鏡システムを使えばしっかりと見落とすこと無く観察することが可能です。
当院には、日本消化器内視鏡学会認定の消化器内視鏡技師の資格を取得した看護師が複数在籍しております。内視鏡スコープの洗浄や整備方法などもガイドラインを遵守し、当院にお越しいただいた皆様が快適に・ご安心して胃カメラ検査を受けていただける環境を整えております。
利点
欠点
利点
欠点
ピロリ菌感染は胃がんの最大のリスクです。除菌治療を行うと胃がんのリスクを減らすことができます。日本人のピロリ菌感染率は50%程度ですが、感染歴のある人は未感染者の150倍くらい胃がんになりやすいといわれています。ピロリ菌を駆除することにより胃がん発生は約1/3に減少しますが、それでも未感染者より50倍くらい胃がんになりやすいといわれています。具体的には、数年以内にピロリ菌除菌成功者100人のうち1~2人の割合で胃がんが発見されます。
また、胃がん患者さんの約98%はピロリ菌感染者( 現在または過去) であり、除菌後の方にとっても定期的な胃カメラ検査は非常に重要であります。胃カメラ検査(過去1年以内・他院でも可)で慢性胃炎と言われた方は、ピロリ菌検査を保険診療で行い、ピロリ菌陽性を確認できれば、保険診療で除菌治療可能です。
除菌治療をご検討の場合、治療内容、効果、治療後の経過、治療によるデメリット、最新の知見なども含めまして総合的にご説明いたします。ぜひご相談ください。
胃カメラの予約は下記の3つの方法がございます。
胃カメラは事前の診察は必要ありません。ご予約をいただきましたら、原則当日絶食でお越しいただければ胃カメラ検査が可能です。何かご不明な点がございましたら、お電話にてお問い合わせください。
胃カメラ検査前日は普段通りの生活をしていただいて差し支えありません。夕食を21時までにお召し上がりください。21時以降は水分(お水・お茶・スポーツドリンク)の摂取は可能です。お薬を内服している方は通常通り内服してください。
胃カメラ検査当日、起床後はお食事は召し上がれません。水分(お水・お茶・スポーツドリンク)の摂取は可能です。糖尿病のお薬を内服している方は服用することで血糖値が低下してしまうので、内服せずお越しください。そのほかの常備薬は通常通り内服ください。
※胃カメラ検査中に鎮静剤(眠くなる薬剤)のご希望がある方は、ご来院方法にご注意ください。鎮静剤を使用しますと、当日の運転は禁止です。お車、バイク、自転車でご来院の方は鎮静剤の使用ができません。
来院しましたら受付を済ませます。
一度も診察を受けられていないネット予約や電話予約の方は、事前に診察をさせていただきます。
ご本人確認のため名札を首にかけていただきます。
ロッカーにご案内します。荷物、貴重品をお預かりします。
鍵がかかりますので、ご安心ください。
リカバリー室で問診、前処置をいたします。
※経鼻...鼻腔を広げる薬液を両鼻に噴霧します。
※鎮静剤を使用する場合...注射用の留置針(プラスチック製で挿入してしまえば痛みはありません)を挿入します。
内視鏡室に入室します。消泡剤(胃の泡を消すお薬)を飲みます。
口からの胃カメラ検査の方は喉に、鼻からの胃カメラ検査の方は鼻に局所麻酔をします。
お身体左側を下に、横向きになり体勢を整えます。鎮静剤ご希望の方は点滴からお薬を入れます。
胃カメラ検査が始まります。胃カメラ検査は5~10分程度で終わります。
胃カメラ検査終了後、そのままベッドでお休みいただきます。1時間程休憩していただいて、ご気分確認後に医師より結果説明をさせていただきます。鎮静剤を使用しない方はそのまま検査の結果説明にご案内いたします。
診察が終わりましたら、お会計となります。胃カメラの費用は、約5,000~10,000円前後です。
(3割負担の保険診療)
当院の胃カメラ検査の料金表を掲載いたします。初診料などが別途かかりますので下記表はあくまでも目安としてご覧ください。
1割負担 | 3割負担 | |
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胃カメラ検査のみ | 2,000円前後 | 5,000円前後 |
胃カメラ+組織採取 | 3,000~4,000円前後 | 8,000~12,000円前後 |
アニサキス除去 | 3,000円前後 | 11,000円前後 |
当院では胃カメラ検査を実施しています。胃カメラ検査を通して藤沢市や鎌倉市にお住まいの皆様の健康に貢献しております。胃痛、吐き気、胸焼け、胃の不快感、喉の違和感などの症状がございましたらいつでもご受診、ご相談ください。
当院の医師は消化器内視鏡専門医を取得しており、1件1件丁寧に胃カメラ検査を皆様に提供しております。快適に受けていただけるためのさまざまな工夫も行っております。些細な症状でも構いませんのでお気軽にお問い合わせください。